どこに使うか、何に使うか。ベストの修繕費用使い道って?

涼子です。

なんと。もう9月です。あぁなんて早いのでしょう。

前回はBBQとか!と言ってましたが、やはり夏にやり残したことが・・・・・・というわけで!
そういえば何年も行ってなかったプールに行ってきました(笑)
今の季節、ちょうど良い感じの気温でとても気持ち良かった♡

最後に少しだけ、夏を感じることができました。

さて、今日は前回の続きです。

知り合いの建築家さんが、クライアントである、数棟のマンションを経営するオーナーから受けた話。
それは、【修繕費用の予算内で、建物の価値を高くして欲しい】という依頼でした。

もっと具体的に言うと
【空室リスクを下げて、費用は出来るだけ安く、価値が最大限高くなる修繕をしてほしい】
と、いうこと(笑)

最初は「結構要求事項が激しいなぁ(苦笑)」と思っていた建築家さんでしたが、オーナーのこの一言によって
やる気スイッチが完全にオンに。

それは、

【今はまだ小さいけど、息子がいる。いずれ息子にこのマンションを譲る時にも、価値があるものとして残してあげたい】という、親のあたたかな想いでした。

俄然やる気になった建築家さんは、【修繕費用にどこを使えば、今よりもっと価値ある資産になるだろうか】と度々足を運んでは、様々な部分をチェックし始めたのです。

・オーナーがやるべきと考えていたのは、マンション全体の耐震。
311の地震もネックとなり、一番気になる点。
まずはそこに問題があるのかどうか。
→基本的に耐震には大きな問題なし

・築年数も経っているため、経年劣化も気になる。
壁の塗り替えをした方が良いのではないか。
→壁もそこまで汚れていない、今すぐやる必要性はないのでは。
 なにより費用もかなり多くかかります。

・水回りのクレームはきていないか
→今のところ、全くない。

という感じだったそう。

しかし全体的に少々ほころびのあるこのマンション。
果たしてどこに、この修繕費用を使うのか。建築家さんの出した答えはずばり・・・・・・

【エントランス】

でした。

耐震は問題なく、壁もまだ耐えられるなら。

マンションといえば? やっぱりエントランスの印象って大きい!

と考えた建築家さん。
そこまで大きなお金をかけずに、見事、品とセンスの溢れるエントランスを仕上げたのです。

結果。どうなったと思います?

住人の方、大喜びだったんだそうです。

「ものすごく素敵になった! ここに住んで、本当に良かった!」
「毎日の生活が生き生きと楽しくなりました!」

といった声が沢山寄せられたそう。

言ってしまえば住人の方々には、工事中に多少なりとも迷惑をかけ、個々のお部屋はなにも変わっていないにもかかわらず、です。

それ以降、以前にくらべ、空室になることが格段に減ったそう。
住人の方の満足度が上がったのと、内見に来た人のエントランスの印象が良く、決定率が上がったという点が、結果的に空室リスクを下げたのです。

ちなみにあまりよく修繕費用の使い道を考えずに行動をしてしまった場合は、大体は壁を塗り替えたりするそうです。
まだまだ機能的な問題はないのに、大金を払って塗り替えることが多いんだとか。

修繕費用や積立費用をどう使うかの中にも、きっとバランスってあるのかも。
むやみやたらに使うことが、住人満足や空室リスクの改善に必ずしも結びつくわけではないんですね。

結果、大成功に終わったマンションの修繕。

こんな賢い使い方があるんです。是非、覚えておいてください♪

いつか大人になるマンションオーナーの息子さんの為にもと頑張った建築家さんの、素敵なSTORYでした。

関連記事

二つの違いを把握せよ♡修繕積立金とは?
涼子です! そういえば、先週はひな祭りでしたね。 ひな祭りから数日後、実家の母から「飾ってありました!」と写真が送ら...
2017.03.10 READ MORE
知ってますか?修繕費の上手な使い方。
涼子です! あっという間に8月最終週!! 今週末には9月だなんて、信じられません・・・・・・。 あぁでも、秋に...
2017.08.29 READ MORE
積立金のあれこれ、事前に確認しておくことは?
涼子です。 どんどん日が長くなってきました。 まだまだ寒い毎日だけど、ちょっとずつ、春の足音、聞こえてきたかな? バル...
2017.02.21 READ MORE

記事一覧を見る